お肌になるべく負担のかからない、やさしい商品作りを目指すとともに、砂漠の緑化を推進する原料などを配合し、環境にもやさしい商品を目指しております。
その取組みの一部をご紹介いたします。
原料であるカンカエキスの売上の一部が、タクラマカン砂漠の緑化に貢献いたします。
カンカエキスの原料であるカンカニクジュヨウは、タマリクス(日本名でベニヤナギ)の根部に寄生する植物です。
カンカニクジュヨウは、中国新疆ウイグル自治区タクラマカン砂漠に分布し、砂漠の厳しい環境下において開花し、実をつけるという強い生命力を持っています。
また、宿主であるベニヤナギは高さ6mに達する植物であり、砂漠地域における防風・防砂林(黄砂を防ぐ)としての役目を果たしています。このような事から、カンカは砂漠の緑地化および地球温暖化対策の切り札として注目され、中国政府は地域産業の活性化としても栽培を推奨しています。
ベニヤナギ
アメリカのオーガニック機関OCIA認定を受けた栽培地で、砂漠緑化植物として育てられています。
配合商品:甘草と黒糖の石けん、花と果実の化粧水、葉と樹皮の美容液
沖縄県などに成育するゲットウは、大地にしっかりと根を張るため、サンゴ白化の原因となる赤土の流出を抑制することが出来ます。
配合商品:花と果実の化粧水
冬の剪定時期に切り落とされ、特に利用方法がなかったイチジクの枝ですが、化粧品の原料として有効に活用されることになりました。
配合商品:葉と樹皮の美容液
モロッコにのみ成育するアルガンツリーの実から採取される「アルガンオイル」は、現地の女性たちによって生産・販売されています。
この利益は、女性地位向上のため、またユネスコの生物圏保護区域に指定されたアルガンツリー成育区域の砂漠化を防ぐための植樹などに、有効に使われています。
アルガンツリー
砂漠の緑化にも貢献しているアルガンツリー
アルガンの実
実っている状態での収穫が規制されているアルガンの実
配合商品:種子と果実のオイル
古紙を配合した再生紙を採用しております。
配送時に商品を守る緩衝材には、ペットボトルなどのプラスチックをリサイクルして作られた、環境にやさしい緩衝材を使っております。
かつての化粧品のガラス容器は、リサイクルができない素材を使用していましたが、現在ではソーダガラスというリサイクル可能な素材を使うようになり、資源ごみとして回収されリサイクルされています。
非木材紙であるバガスと再生紙を使用しています。
※ バガス=サトウキビの絞りかすから作られる紙